しぶとめ

こりない

読書記録「絶対にミスをしない人の脳の習慣」

「ミス」って誰にでも起こり得る事だと思うんですけど、

実際やってしまうとつい、自分の愚かさを責めてしまったりするじゃないですか。

 

それも”やっちまった”の数が多いと、「そもそも自分って無能なのでは…?」みたいに、

自分の根源的な能力を疑うようになってしまったり。

 

だからといって、いつも気を張っているのでは消耗が激しすぎる。

しかも「間違い」や「失敗」とは違って、根本的な原因の分からない「うっかりミス」って、疲れてるとやっぱり起きてしまいます。つらいね。

 

 

本書では、ミスは一体なぜ起きるのか、回避するために出来る事が書かれている他、

「ミスが起きている自分の状況」が一体どんなものなのか、教えてくれる一冊でした。

 

知らず知らずの内に、キャパシティーを越えるような状況に身を置いていたり、

緊張ばかりの生活に、脳が疲れてしまっていたのかもしれません。

 

より多く情報を得る事、多くの物事をこなす事、それらも大変素敵ですが、人には限界があります。

”健康的”かつ”効率的”である事を心がける事の大切さに気付かされました。

 

 

目次
はじめに
 「ミス」はあなたではなく「脳」のせい
 「ミス」を引き起こす「脳」の仕組み
 精神科医の私が「ミス」をテーマに本を書いた理由
 仕事の「質」と「速さ」は科学的に上げられる
 「入力」「出力」「思考」「整理」――脳を変えればミスは解決する
INTRODUCTION 脳は100%ミスをする ミスをしない脳の基本原則
 ミスの「4大原因」
 ミスが多発する4つのシチュエーション
PART1 入力 「インプット」を変えると集中力が最大化する ミスをしない入力術
 「ワーキングメモリ」を使いこなす
PART2 出力 脳力を引き出せば、仕事の「スピード」と「質」は上がる ミスをしない出力術
 仕事の9割は「出力(アウトプット)」
PART3 思考 トップギアの脳は「自己洞察力」で決まる ミスをしない思考術
 「自己洞察力」を鍛えてミスをゼロにする
PART4 整理 脳の棚卸しでパフォーマンスを上げる ミスをしない整理術
 感情を整えてミスを防止する
おわりに